『防災カタログギフト -tokimori(とき守)-』に掲載されている厳選された防災グッズのなかから、特にユニークなものをピックアップ。第2回は、防災意識の高い自治体として知られる高知県が選ぶ「高知県防災関連登録製品認定品」に選ばれた商品を数多く手掛けるインタレスト・プロダクション監修によるオリジナル防災セット『くるめる×tokimori(BASIC/LITE)』をご紹介します。
土佐の防災グッズメーカーが創る「くるめる」シリーズとは?
今回ご紹介する『くるめる×tokimori(BASIC/LITE)』は、インタレスト・プロダクションが製造販売する携帯用防災セット「くるめる」シリーズがベースとなっています。商品名の「くるめる」とは、“仕舞う”や“収納する”を意味する土佐の方言。土佐和紙で用いられる「揉み紙」という加工法による不織布でつくられた特製ケースに、常備しておきたい防災グッズがコンパクトに収納されているから「くるめる」というわけです。
ところで「くるめる」シリーズは、どのような経緯で生まれたのでしょうか。インタレスト・プロダクション代表の谷村景弓(たにむら きょうみ)さんに伺いました。
谷村さん「『くるめる』シリーズのアイデアが生まれたのは、東日本大震災を経た2012年ごろのことです。当時の防災セットは地味な黒色か、けばけばしい蛍光色の袋に入った商品しかなかったため、日常生活に溶け込む“おしゃれ”な色づかいやデザインの商品がほしいと思ったのがきっかけでした。そこから、避難時はもちろん普段から携帯しておくと便利なグッズを選び、持ち運びやすいよう、システム手帳サイズにまとめた最初の商品が、女性視点を取り入れた『くるめる7点セット』になります」。
「くるめる×tokimori」の特徴は?
女性の視点から作成された『くるめる7点セット』から始まった『くるめる』シリーズですが、現在は性別や目的に応じたバリエーション展開も行われています。『防災カタログギフト -tokimori(とき守)-』のオリジナル商品となる『くるめる×tokimori(BASIC/LITE)』も、そのうちのひとつ。谷村さんに、特徴を教えていただきました。
谷村さん「他のシリーズと同様、土佐ならではの『揉み紙』加工による不織布を用いた、おしゃれでコンパクトな、ポーチのように持ち運べる3つ折りタイプのケース(4ポケット)が、いちばんの特徴になります。『くるめる×tokimori』ならではの特徴といえるのは、収納されているグッズの選びかたです。女性向けは生理用ナプキン、男性向けは尿取りパッドに加え、消臭袋つきの簡易トイレが男女共通で入っているなど、特にサニタリー系のアイテムを重視しました。災害時はもちろん、日常でもトイレ周りで困るシチュエーションはあると思います。そんな場合でも、『くるめる×tokimori』を携帯しておけば安心だと考えたからです」。
常時持ち歩くのに最適。生活動線にも備えておきたい逸品です
コメントからもわかるように、必要不可欠な防災グッズをおしゃれに携帯できる点が大きな魅力となっている『くるめる×tokimori(BASIC/LITE)』。谷村さんによれば、日常生活に溶け込むデザインになっているので、かばんに入れて携帯するほか生活動線上に備えておけば、いざというときに持ち出しやすいとのこと。男性用、女性用をご用意しましたので、贈り物はもちろんご自身の備えとしても、ぜひお選びいただければと思います。
■BASIC/10000円コース
くるめる×tokimori BASIC-for Women- / くるめる×tokimori BASIC-for Men-
■LITE/6000円コース
くるめる×tokimori LITE-for Women- / くるめる×tokimori LITE-for Men-