政府は、2012年に南海トラフ地震の被害想定を公表し10年余りがたったことから、これまでの防災対策の効果などを踏まえて全面的に見直し、2025年3月31日に被害推計報告書を公表しました。
南海トラフ地震は、日本の太平洋沿岸において大きな脅威になり、特に静岡県から宮崎県にかけての地域が影響を受けやすいとされています。この地震は過去に100年から150年の間隔で発生しており、歴史的にはマグニチュード8以上の地震が連続して発生することもありました。そのため、地震や津波による深刻な災害が予想される地域として、1都2府26県707市町村が「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されております。この指定基準には、震度6弱以上の揺れが想定される地域や、津波高3メートル以上が予測される地域が含まれています。1946年に発生した「昭和南海地震」から既に約80年経過しており、また、地震調査研究推進本部の長期評価によると、マグニチュード8から9クラスの地震が今後30年以内に発生する確率は80%程度(令和7年(2025年)1月時点)とされています!!
つまりいつ発生してもおかしくない状況です(; ・`д・´)。
予想では最大約29万8000人が死亡する見込みであり、避難者は約1230万人とされています。
(出典:内閣府防災YouTubeチャンネル2018年4月2日公開分より)
南海トラフ地震は4種類の発生ケースが予想されています。
①全割れ(南海トラフ全域で被害が発生する)
②半割れ(南海トラフ半分程度で発生)
③一部割れ(一部分で発生)
④局所割れ(限られた範囲で発生)
地震の規模に関わらず、
「日頃から備えている」ことが重要です!
・家族との連絡手段を決めておくこと
・安全な避難場所や避難経路を把握しておくこと
・ご自宅内の家具の転倒防止対策、重いものは下、軽いものは上に収納することにこころがける
・火災警報器の動作や耐用年数を確認しておく
・水や食料の備蓄
・簡易トイレの準備
・携帯ラジオや携帯電話の予備バッテリーの用意
まだまだ備えはたくさん考えられます。
災害時に命を守るには、まず自分が無事であることが最も重要です。そのため、自らの命は自らが守る意識を持ち、一人ひとりが自分の身の安全を守ることが基本となります。災害は誰にでも起こり得ますので各自防災意識を高めましょう!
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